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NATURE FUTURe
REGULATION 厳しい自主基準

1. 概念・目的

NATURE FUTURe とは、安心安全を前提に、よりできたてそのものの品質をお届けすることを目標としている。
原料から製品までの一貫した保障管理システムを策定する事で安心して製品をお使いいただけるよう我々の求めているものに適合しているかどうか、検証する基準をNATURE FUTURe REGULATION として定める。

2.分類

商品を製造する上で、大きくOrganic LineとNatural Line の二つに分類する。
・Organic Line は、自然循環機能の維持増進を図り、化学肥料及び農薬の使用を避け、本来の地力を発揮した、有機農産物、及び有機加工食品の管理基準。
・Natural Line は、農業生産に由来する環境への負荷を極力低減した収穫物を使用し、化学調味料不使用等制限された使用原料で選定製造を行う管理基準。

3. Organic Line

Organic Line として使用される原材料及び設計される商品は、①又は②に適合している事。

①有機JAS認定条件の有機比率に準拠している事。(有機比率=95%以上 ※水・食塩を除く)
遺伝子組み換え原料が不使用である事。
化学合成食品添加物不使用。(有機JAS禁止資材不使用)
放射性照射品を使用しない事。

②有機NOP/EU2092/91認定条件の有機比率に準拠している事。(NOP:有機比率95%以上に準拠とする)
遺伝子組み換え原料が不使用である事。
化学合成食品添加物不使用。(有機NOP/EU2092/91禁止資材不使用)
放射性照射品を使用しない事。

使用原料は有機認証を確認取得し、証明書を記録保管する事。

◆栽培原料に関する管理基準(農産物)

1. 圃場の選択
開拓された圃場か耕作目的に供されない圃場で、2年以上使用禁止資材が使用されていない圃場である事。周辺から使用禁止資材が飛散しないように明確に区分されている事。

2. 種子・苗の選定基準
種及び苗は、非遺伝子組み換え種である事。
原則として有機農産物由来の種を使用するが、種が見つからない場合は薬剤処理されていない種を使用する事。
商業スペースで合致できる、薬剤処理されていない種が見つからない場合は認定機関の許可を得る事。

3. 肥培管理基準
栽培する植物に適した施肥を計画する事。
堆肥は雑草、牛糞、藁などを利用する事。
生のままの牛糞を直接圃場に施さない事。
コンポストは、温度、期間を管理する事。

農場管理に関わる下記記録は適切に維持管理する事。
①非遺伝子組み換え種苗証明書
②購買資材証明書
③購入記録
④栽培記録
⑤水質検査記録
⑥防虫防鼠記録
⑦出荷伝票
⑧非薬剤処理の種苗の証明書

◆購買品の管理
使用原料が購買品の場合は、有機認定書をもって適切に管理されていることを確認する。

4.Natural Line

Natural Line で定める原材料は環境への負荷を極力低減させたもので、使用原材料としては下記の通りとする。

◆使用原材料
・化学調味料でない事、又は化学調味料を含まない原材料である事。
・合成着色料でない事、又は合成着色料を含まない原材料である事。
・合成甘味料でない事、又は合成甘味料を含まない原材料である事。
・合成保存料でない事、又は合成保存料を含まない原材料である事。
・合成香料でない事、又は合成香料を含まない原材料である事。

◆産地指定原料
使用原料が産地指定仕様の場合は、収穫状況、希少性、購買先などの脆弱性情報を十分考慮し、産地証明書、原材料規格書を定期的に入手し、定期的にトレース管理が適切に実施されいるかを、訪問監査などを通して確認する事。

◆設計選定・受入検査基準
原料選定時には、規格書入手の上、必要に応じて訪問監査を行い、購買先及びその原材料の適切性について評価を行う事。
受入時にはその原材料の特性が保持されているか、適宜検査項目に従って評価判定を行う。

◆製造工程
品質/食品安全基準として、製造工程はISO9001 /HACCP認定工場又はISO22000、FSSC22000認定工場である事。